京都市の地下鉄烏丸線は、１９８１年の開業以来初めて車両をリニューアルし、バリアフリーに配慮した新しい車両が、来年３月からお目見えします。
新たな車両は、障害のある人や小さな子ども連れの人などが使いやすいよう設計され、ホームとの段差を減らし、通路の幅もこれまでより６センチ広くしています。
すべての車両で前と後ろのドア付近に、車いすやベビーカーを置ける優先スペースを、先頭と最後尾の車両には、乗客がもたれかかる「立ち掛けシート」を設けています。
仕切りの部分に伝統工芸品の西陣織と京友禅を用い、つり革の一部にも北山丸太や京くみひもを施すなど、「京都らしいデザイン」にこだわったということです。
京都市営地下鉄の車両のリニューアルは、１９８１年の烏丸線開業以来初めてで、烏丸線全２０編成のうち、１編成６両を来年３月に、さらに８編成を令和７年度までに入れ替える計画です。
京都市交通局赤松義雄高速車両課長は、「バリアフリーに加え、電気代をこれまでより３割抑えるなど、環境への負荷にも配慮した。ご乗車いただき、快適性も確かめてほしい」と話していました。
September 26, 2021 at 04:05AM
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京都市営地下鉄の烏丸線 車両が初のリニューアルへ｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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