また、それに合わせ、ファミリーマート店舗から回収された使用済み食用油が、どのような工程を経てバイオ燃料の原料として使用されているのかを、皆様により分かりやすくご覧いただけるよう、動画にまとめました
ディーゼル燃料で走る配送車での環境対応を目指した今回の事例のように、今後、小売業界、運送業界での循環型の取り組みが拡大していくことを目指し、共同で取り組みを進めてまいります。
【動画(約1分)
https://youtu.be/R-LmSW7nHsI
【取り組み概要】
【取り組み詳細】
■ファミリーマート食品配送車へのバイオ燃料の使用について
・走行開始:2020年9月
・対象:神奈川県横浜市内を走行する配送車両1台
■ファミリーマート店舗の使用済み食用油のバイオ燃料への活用について
・回収開始:2020年5月1日
・店舗:ファミリーマート鶴見中央4丁目店(所在地:神奈川県横浜市)、横浜神之木町店(所在地:神奈川県横浜市)
・回収量:合計 約300L/月
【取り組みの背景】
ファミリーマートでは、本年、「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定しております。ファミリーマートは、この度ユーグレナ社が宣言した「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言に賛同し、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用することで、持続可能な社会の実現に貢献することを決定いたしました。なお、ファミリーマートとユーグレナ社は、共同で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)を配合した食品の商品開発を2014年より実施しております。
ユーグレナ社は、2018年10月末、横浜市鶴見区に日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)を竣工いたしました。同プラントで製造する『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、ユーグレナなどの微細藻類油脂や使用済み食用油を主原料とすることで、CO2排出量を排出しないカーボンニュートラルという特徴だけでなく、食料との競合や森林破壊にもつながらないという持続可能性に優れた燃料となることが期待されております。また、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は化石燃料由来の軽油を使用している既存のエンジンでも問題なく使用可能であり、その導入には水素や電気といった代替エネルギーを動力源とするモビリティへの移行に必要とされる多大なインフラコストもかかりません。このように、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、化石燃料への依存度が高い現代社会において、既存インフラを維持しながら効率的に普及することが可能なクリーンエネルギーです。
ファミリーマートとユーグレナ社は、バイオ燃料製造実証プラントで製造するバイオ燃料の原料の一部に、横浜市内の一部ファミリーマート店舗で発生した使用済み食用油を再利用しております。また2020年9月から、ファミリーマートの配送車両で『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用開始いたしました。なお、本取り組みは、横浜市とユーグレナ社が取り組む「バイオ燃料地産地消プロジェクト」(※)の活動の一環として位置付けられております。
(※)横浜市とユーグレナ社は「バイオ燃料地産地消プロジェクト」に2019年7月より取り組んでいます。 https://euglena.jp/news/20190723-3/
今後も、ファミリーマートとユーグレナ社は、バイオ燃料の活用のみならず、様々な取り組みを通して、環境や人の健康に関するサステナブルな取り組みを実施してまいります。
October 05, 2020 at 01:00PM
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ユーグレナバイオディーゼル燃料をファミリーマート配送車両で使用し、通常走行を確認 - PR TIMES
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