JR東海は、営業運転に向けて「L0系」と呼ばれる車両に改良を加えて、ことし8月から山梨県にあるリニア実験線で性能を確かめるための走行試験を行っています。
今回の改良では、車両の先端部分の形状に、より丸みを持たせて、空気抵抗をおよそ13%低減し、消費電力や騒音を減らしています。
19日は、新しい車両の内部が初めて公開され、白を基調とした客室には騒音を低減するため、天井などに音を反射する膜や音を吸収するパネルが設置されています。
また、座席はゆったりと座れるように背もたれの高さや座席の幅を、従来よりも拡大したということです。
公開に合わせて行われた体験乗車では、はじめはタイヤで走行し、時速150キロを超えると磁力による浮上走行に切り替えられ、発車から2分半余りで、営業時の最高速度に予定している時速500キロに達しました。
JR東海は、再来年度まで実験でデータを収集して、営業運転で使う車両の仕様を決めることにしています。
山梨リニア実験センターの大島浩所長は「技術開発に終わりはないので、さらに快適に乗車できるように実験を続けていきたい」と話していました。
リニア中央新幹線をめぐっては、JR東海と静岡県の協議が難航し、2027年の開業が難しくなっています。
October 19, 2020 at 04:33PM
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リニア中央新幹線 改良し走行試験 新車両の内部を初公開 - NHK NEWS WEB
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