中古車購入チェックポイント[2020.10.10 UP]
【グー連載コラム】車両チェックマイスターへの道 [良質物件を見極めるためのコツと心得]
実際に中古車販売店を訪れた際にどんな部分をどうチェックすべきか。
クルマの部位ごとに見ておくべきポイントを紹介していこう。
(掲載されている内容はグー本誌2020年11月号の内容です)
【車種別チェックポイント】 トヨタ シエンタ編
KEY POINT
コンパクトでもさまざまな用途に使えるのが最大の持ち味。 後席の快適性や日常での使い勝手に影響する部位を要確認!
[先代型]中古車中心相場:10万から140万円 新車販売時期:2003年9月から2015年7月
[現行型]中古車中心相場:90万から210万円 新車販売時期:2015年7月から
ミニバンといえば大柄なボディサイズを生かし、全席で快適に乗車できるというのが定石だが、小型でも使い勝手のいいクルマを望むユーザーは多い。そんな求めに応じて開発されたのがシエンタで、10年以上にわたって生産された先代型、独特の個性がプラスされた現行型ともに、家族にとってベストなファミリーカーとして支持されてきた。
同クラスの人気車種とあって中古車市場における流通台数は、先代、現行型ともに豊富に揃う。グレードや装備内容を比較しながらニーズに合った車両が選べるが、車両の状態もさまざまであるということも念頭に置いておくべきだろう。
トヨタ車らしい堅実な作りがなされているため、走行性能に影響を及ぼす部位については、ナーバスになる要素が少ない。それよりもシートのスライド機構や格納がスムーズに行えることや、スライドドアの可動具合が気になる。また後席の使用頻度が多いことを考慮し、シートのヤレやヘタりなど、ミニバンならではの特徴が経年劣化の影響を受けていないかどうかしっかりチェックしておきたい。さらに、実用性を重視して選ぶクルマなので、収納スペースをはじめ、実用面での装備、機能が正しく使えることを確認するのが、失敗を防ぐポイントとなるだろう。
【チェックポイント1】 パワーユニットの選択
1.5Lガソリンと1.5L+モーターのハイブリッド(現行型のみ)が選べる。燃費だけにとらわれず運転感覚も重要なポイントとなる。
【チェックポイント2】シートの汚れやヘタり
表皮の汚れや乗降時に擦れる座面外側のヤレなど、目視で判断できる部分はもちろん、クッションのヘタりを座ってチェックしよう。
【チェックポイント3】リアゲートまわりの状態
リアゲートは大きく開く構造で、狭い駐車場で開けたときに壁や天井にぶつけやすい。ゲートの下端にキズや凹みがないか確認しよう。
【チェックポイント4】スライドドアの動き
電動、手動を問わず開閉動作がスムーズか否かは重要なポイント。車内のスイッチ、キーでのリモコン操作もチェックしておこう。
【チェックポイント5】ステップの損傷具合
乗り込むときについてしまう擦りキズは許容すべきだろう。それよりもひび割れの原因となる白化や硬化の進行度合いを確認したい。
【チェックポイント6】荷室の使い勝手は?
全長が短い小型ミニバンなので、荷物を積むときは大きさや量に応じたアレンジが必須となる。格納方法を実車で確認しておきたい。
乗車定員は5/6/7人を設定 用途をじっくり考えて選ぼう
先代型は7人乗りのみの設定だが、現行型には7人乗りのほか2列目が2人掛けの6人乗り、3列目を廃して荷室スペースとした5人乗りのファンベースをラインアップする。用途に合わせたチョイスが可能だ。
撮影/フォッケウルフ
※写真はすべて現行型。
※中古車価格はグーネット 2020年9月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。
October 10, 2020 at 08:11AM
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