日本貨物鉄道(JR貨物)は6月16日、車両管理システムを改修し、フォークリフト及びトップリフターの荷役機械についても検査・修繕管理できる機能の運用を6月から開始したと発表した。
これまでの車両管理システムは、機関車、貨車等の検査・修繕履歴の管理をリアルタイムに行い、故障履歴等のデータを蓄積・解析することで、安定輸送、適切な保守コストの導入を図ることを目的として、2018年10月から運用していた。
車両管理システムの改修により、全国の機関区、車両所及び貨物駅にある機関車、貨車からフォークリフトまですべての営業用車両について、日々の検査進捗、検査結果、故障情報、修繕内容等のデータが同一システム内にてリアルタイムに一元管理可能となり、更なる営業用車両の運用効率の向上、故障傾向分析の深化による保守コストの最適化を目指す。
また、これまで全国に点在する営業用車両の検査計画、検査結果等が、各区所で紙にて記録を残し、各区所にて管理していたが、同システムでは検査担当がタブレット端末から入力し、車両台帳・検査計画・検査結果・修繕内容把握・稼働実績・故障実績等のデータをリアルタイムで把握し、一元的管理を可能としている。このたび、荷役機械についても同等の機能を導入し、営業用車両についての管理が可能となった。
June 16, 2021 at 12:28PM
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JR貨物/車両管理システムに荷役機械の検査・修繕機能追加 - LNEWS
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