東京メトロ半蔵門線の新型車両18000系が報道陣に公開された。2021年8月に予定されているデビューに先立って外観や車内を見学することができたので、どんな車両なのかをレポートしよう。 【画像:新型車両「18000系」すべての画像を見る】
◆東京メトロ半蔵門線とは
東京メトロ半蔵門線は、渋谷から表参道、青山一丁目といったハイセンスなエリアを通り、我が国の政治経済の中心地である永田町や大手町あたりを抜け、清澄白河、押上などのエリアを結ぶ16.8kmの全区間地下を走る路線だ。清澄白河や押上は古くからある下町にもかかわらず、近年はカフェ、アート、スカイツリーといったニューモードで人気となっている。 渋谷駅では東急田園都市線と、押上駅では東武伊勢崎線とつながり、3社で直通運転を行っている。田園都市線の終点・中央林間と東武日光線の南栗橋を結ぶ電車の場合、98.5kmを2時間以上かけて走行し、通しで乗る人はほとんどいないであろうが、意外に長距離を走る電車なのだ。 しかも、3社の車両が6種類入り乱れて運転されているので、どんな車両がやってくるのか楽しみな路線でもある。 このうち東京メトロの車両は、8000系と08系の2種類であるが、8000系は初期の車両は1980年に製造されたので、車齢は40年を超え引退の時期を迎えている。そこで新型車両18000系の登場となった。これにより、順次8000系を置き換えていき、2025年度までに全19編成190両の搬入を完了することになっている。
◆新型車両18000系のシンボルカラーは紫
では、新型車両18000系はどんな車両なのか見ていきたい。 丸みを帯びた外観は、先にデビューした有楽町線&副都心線17000系によく似ている。これからの東京メトロのデザインは、このスタイルになるのだろうか? 半蔵門線の路線のシンボルカラーは紫(パープル)なので、車体のストライプをはじめ、車内のシート、吊り輪、さらには運転席の座席までも紫で統一されている。それも濃淡さまざまな紫を取り入れたトーンオントーンの配色なので、モダンな感じがする。清澄白河に代表される伝統と新しさが交じり合う沿線の街を表現したとのことだ。 通勤電車なので、座席はすべてロングシートだ。従来と同じく7人掛けシートで、車端部の3人掛けシートは優先席であることを明示するため、背もたれの色を赤みを帯びたものとしてデザイン的にもアクセントとなっている。いずれも、モケットは日本の伝統的な織物のような柄をレイアウトして落ち着きのある感じがする。
June 04, 2021 at 06:50PM
https://ift.tt/3pox1r9
東京メトロ半蔵門線の新型車両「18000系」お披露目! コロナ禍に誕生した“紫”車両の全容は…(All About) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
https://ift.tt/2Zi3y55
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "東京メトロ半蔵門線の新型車両「18000系」お披露目! コロナ禍に誕生した“紫”車両の全容は…(All About) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース"
Post a Comment