上田市の上田電鉄別所線の全線開通(28日)まで3週間余となった2日、レール敷設を終えた赤い鉄橋「千曲川橋梁(きょうりょう)」に初めて動力付きの車両が入った。2019年10月の台風19号災害で橋の一部が崩落して以降、約1年4カ月ぶり。保線作業を行う軌道モーターカーで橋に荷重をかけ、たわみ具合を確認した。
午前10時ごろ、橋にモーターカーが到着。造り直した左岸側に停車したり、ゆっくりと行き来したりを1時間ほどかけて繰り返した。同線を走る通常2両編成の車両は約50トンあるため、バラスト(砕石)を積んだ専用運搬車を2両引いて同じ重さにした。
作業員たちは高性能カメラで撮影するなどしてたわみを計測、基準値内であることを確認した。担当者は「(被災した)あの時からようやくここまで来ることができた。運行再開まであと少し。安全第一で取り組みたい」と感慨深げに作業を見つめた。
この日は、崩落した左岸にあった踏切の設置作業も始まった。運行開始前日の27日には旅客車両の試運転が行われる。
March 03, 2021 at 04:03AM
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別所線「赤い橋」に動力付き車両 全線開通まで3週間余|信毎web - 信濃毎日新聞
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