国内
26日未明、視聴者のカメラがとらえた事故発生直後の映像。
1台の乗用車が電車と衝突し、先頭車両の近くで激しく燃えている。
事故は、26日午前0時すぎ、茨城・土浦市のJR常磐線土浦駅と神立駅の間で起きた。
線路内に入ってきた車と、最終電車が衝突。
車が全焼し、電車の先頭車両も一部が焼けた。
発生直後をとらえた映像には、消防隊員などが走り回り、消火活動を行う様子が見られた。
また、別のカメラは、電車の警笛が鳴り続ける中、真っ赤な炎が上がる様子もとらえていた。
すると、その時、撮影していた人も驚く、爆発音。
この時、火の勢いが増していた。
近隣住民「1時ごろ、ものすごいクラクションの音がして、大声で叫ぶような、そんな声がした」
乗客・運転士およそ60人に、けがはなかった。
未明の現場で、いったい何が起きたのか。
事故を起こした車は、道路を走行中に、歩道に乗り上げたあと、その先にある民家の壁に激突し、対向車線側のフェンスを突き破って線路に進入した。
車は、道路沿いのブロック塀に衝突した直後、反対車線のフェンスを突き破って、線路内に進入したとみられている。
そこへ、最終電車がやってきて衝突し、脱線。
そのまま、300メートルほど車を引きずった後に停車する。
車は炎上し、電車も先頭車両の一部が焼けた。
目撃者「(運転手がいなくなっているが?)線路に入ってからすぐ降りて、土浦方面に逃げて行ったのは聞いた」
事故を起こした車の運転手は、線路の中で停止したあと、車から降りて逃走したとみられている。
車を運転していた人物の行方がわかっていない。
なぜ、現場から逃走したのか。
警察によると、事故の前の午前0時5分ごろ、現場から2km離れた場所で、警察官が無灯火の車を発見し、追跡を始める。
およそ1.5kmにわたり追跡を続けるが、見失ったという。
その12分後、JRから事故の110番通報が入った。
警察は、追跡していた車と事故を起こした車は、同じとみている。
常磐線は、始発から一部区間で運転を見合わせ、26日中の運転再開を目指している。
March 26, 2021 at 04:38PM
https://www.fnn.jp/articles/-/161095
最終電車と車 激突し炎上 警察車両が追跡 運転手逃走か - FNNプライムオンライン
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