東京都心の品川と三浦半島、羽田空港などを結ぶ京浜急行電鉄に5月に登場する新造車両が話題だ。 【写真】自動回転式のシートやトイレ、こだわりの塗装…京急電鉄新1000形20次車の特徴を一挙紹介 同社は1月20日、新1000形の新造車両4両編成を2本導入すると発表した。窓を背にしたロングシート、進行方向を向いたクロスシートの両方に切り替えられる「自動回転式シート(L/C腰掛)」に、1編成あたり2カ所のトイレと、同社で初となる車内設備が目を引く。車両に関して“一家言”あるイメージの京急だが、今回はこれまで以上にこだわりが強そうだ。
■まず新造車両の呼び名は? 新1000形は同社で最大勢力を誇る主力車両だ。ステンレス車は2007年に登場、4両編成14本、6両編成24本、8両編成18本の計344両が在籍している(2020年3月末時点)。 同形式のなかに、本来は銀色の車体のままでよいステンレス車にもかかわらず、赤と白の「京急らしさ」を出すために、窓周りを白くラッピングした「1800番台(15次車)」や全面塗装で仕上げた「1200番台(17次車)」がある。
2020年度製造の今回の新造車両は「20次車」にあたり、“新型”車両ではない。車両番号に関しては「1891-1」「1892-1」と、ハイフンを用いて表記する。新1000形の一種ではあるが、通勤・通学や休日のお出かけを大きく変えることになりそうなこの車両、京急ユーザーはなんと呼んで区別すればいいのか。 同社の広報担当者は「届け出上は『1000形』。俗称で『1890番台』と呼んでもらうのは問題ない」と説明する。社内では「20次車」または「L/C車」と呼ぶことが多いようだ。
その20次車の車内設備で最も画期的と言えるのが、自動回転式シートの採用だ。ロングシートとクロスシートの両方に切り替えられる座席は、関東私鉄各社で有料座席列車用として導入が進んでいる。京急の20次車の座席は、京王電鉄が「京王ライナー」で使用する「5000系」をイメージするとわかりやすい。各L/C腰掛の下に2口の電源コンセントが付いている。 運転室のすぐ後ろには前方の景色が楽しめる「前面展望席」を設置。2007年の新1000形ステンレス車登場からは設けていなかったため、14年ぶりに復活することになる。
March 10, 2021 at 03:31AM
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いち早く徹底解説、京急「こだわりの新造車両」 回転シートに2つのトイレ“同社初”を4両に満載…担当者に聞く(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
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