静岡県富士市を走る岳南電車の駅で、鉄道ファンが終電後の車両の中などで一夜を過ごす催しが開かれ、ふだん味わえない雰囲気を楽しみました。
「ナイトステイホーム」と題された催しは、13日夜、富士市にある岳南電車の吉原駅で開かれ、東京や大阪から15人の鉄道ファンが参加しました。
参加者たちは、駅のホームに停車している2つの車両で、持ち込んだ寝袋で横になったり、車窓からの風景を撮影したりしていました。
そして、午前0時すぎの消灯後は、ホームで夜食として提供された「静岡おでん」を味わい、乗務員と会話を楽しんでいました。
友人と参加した大阪の女子学生は「学生最後の思い出づくりにと参加しました。貴重な体験になりました」と話していました。
東京の男性会社員は「ホームを通過した寝台特急の写真を撮りました。今夜は、たくさん撮影したいです」と話していました。
岳南電車乗務員兼企画営業チームの山田健さんは「新型コロナウイルスに対応するため、参加者の人数を限定して開催しました。楽しんでいただいているようなので、次も企画したい」と話していました。
November 14, 2020 at 09:47AM
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終電後の車両でファンが一夜を過ごす催し 静岡 - NHK NEWS WEB
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