ごみ出しが困難な高齢者や障害者を支援しようと、高崎市が無料で戸別訪問して収集する「高齢者ごみ出しSOS」の車両出発式が同市の高崎シティギャラリー広場であった。事業は九月に始めているが、新型コロナウイルスの影響で導入が遅れていた専用の収集車六台がそろったことから開いた。
七十歳以上や障害者、妊婦や三歳未満の乳幼児がいる家庭を対象に市の委託業者が利用者宅を週一回訪問。声掛けなどをしながら、ごみを収集する。現在約七百世帯が利用している。
市によると、利用者の安否確認について、声掛けに反応がないなど業者から市への連絡がこれまで約五十件あり、うち二件で病院搬送につながり、死亡が確認された事例も一件あった。
式には委託業者や地域活動の関係者ら約五十人が出席し、富岡賢治市長は「ごみ出し支援とともに利用者の健康や安否を確認するという二つの価値がある。大変な作業だが頑張ってほしい」と激励。関係者が見守る中、収集車が順番に発進した。 (石井宏昌)
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November 17, 2020 at 06:10AM
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お年寄りらのごみ出し支援 専用車両の出発式 高崎 - 東京新聞
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