いわき市は来年１月から、市役所とオンラインでつないで窓口業務などを担う車両の導入に向け、実証事業に取り組む。「移動市役所」として中山間地域での利便性向上を目指し、効果を実証する。
車両では、市民がオンラインでつながったモニターで、市役所や支所にいる職員と対面し、相談や書類の書き方などについて助言を受けられる。担当者は「将来的にはオンラインでの行政手続きなども検討したい」としている。
市と連携協定を結んでいる次世代型交通サービス「ＭａａＳ（マース）」の構築に取り組むモネ・テクノロジーズ（東京都）が手掛けた、ワンボックスを改造した車両を活用する。同車両の実証は全国初という。災害時には、現地対策事務所としての活用も視野に入れている。
市は１２月３日開会予定の１２月議会に、関連事業費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。
November 29, 2020 at 07:26AM
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「移動市役所」車両実証へ いわき市、21年１月から - 福島民友
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