東京五輪の大会関係車両が1日午後6時ごろ、東京都内の首都高速道路で車2台に相次いで追突したり、側壁に複数回ぶつかりながら、停止せず、立ち去っていたことが2日、警視庁などへの取材で分かった。運転していたのは、神奈川県に住む50代の大会ボランティアの男性。警視庁は当て逃げとみて道路交通法違反(事故不申告など)の疑いで調べている。 関係者によると、被害に遭った車2台のうち、1台に乗っていた都内の20代女性と40代女性が負傷し、緊急搬送された。命に別状はないという。立ち去った車は、千葉県まで走った後に、警察に確保された。 交通事故で人に負傷させたまま、現場を立ち去っていた場合は、ひき逃げとして道交法違反(救護義務違反)の容疑がかかる可能性もある。大会関連車両を運転していた男性は、医療機関で治療を受けているといい、警視庁は今後、詳しい状況を聴取するものとみられる。 警視庁によると、立ち去った大会関係車両を運転していた男性は、都内から大会関係者1人を千葉県に運ぶ途中で、男性は警察に対し「オリンピックのスタッフを送ることを優先した」と話している。(共同)
August 02, 2021 at 04:37PM
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「五輪スタッフを送ることを優先」関係車両運転のボランティア当て逃げか(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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