JR東海は、東海道新幹線の車内や駅のビジネス環境整備を推進。「S Work車両」の試行や約2倍の通信容量を備えた無料Wi‐Fiサービスの提供といった取り組みを開始する。
働く場所を選ばない新しい働き方に対応するための取り組み。のぞみでの「S Work車両」試行、新しい無料Wi‐Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」、N700S車内への「ビジネスブース」導入、駅待合室への半個室タイプのビジネスコーナー整備、EXサービス会員向けワークスペース事業の5つを、10月より順次開始する。
S Work車両では、東海道・山陽新幹線(16両編成)のぞみ列車の7号車(普通車)を、モバイル端末等を気兼ねなく使用して仕事を進めたい乗客向けに設定。膝上クッション、簡易衝立、PC用ACアダプタ、USB充電器、小型マウスなどのビジネスサポートツールを無料で貸し出す。
S Work車両の指定席は、EXサービスの専用商品として発売。EXサービスでの普通車指定席予約と同額で利用できる。9月1日より予約開始し、10月1日より運用開始。ネーミングの由来は、「新幹線(Shinkansen)でシームレス(Seamless)に仕事(Work)を」。そのほか10月1日より、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の各駅において、INFORICHがモバイルバッテリーの貸し出しサービス「ChargeSPOT」を開始する。
S Wi-Fi for Bizは、従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」に加えて提供する無料Wi‐Fiサービスで、従来の約2倍の通信容量を備える。利用時間の制限は設けず、またビジネスでの利用を考慮し暗号化を設定。N700Sの7号車(普通車)及び8号車(グリーン車)にて、10月以降順次開始する。
ビジネスブースは、N700Sの7・8号車間(デッキ部)の喫煙ルームを改造して設置。短時間の打ち合わせでの利用などを想定している。2022年春以降に一部の編成に順次試験導入する。
なお試験導入に先立ち、東海道・山陽新幹線(16両編成)の7・8号車間の喫煙ルームは、2022年春をめどに終了予定。
駅待合室については、東京、名古屋、新大阪駅の一部に、無料の半個室タイプのビジネスコーナーとコンセントポールを、9月以降順次整備。周囲の目を気にせず仕事できる環境を作る。
設置数は、東京駅がビジネスコーナー5席、コンセントポール3カ所、名古屋駅がビジネスコーナー5席、コンセントポール5カ所、新大阪駅がビジネスコーナー4席、コンセントポール5カ所。
ワークスペース事業については、EXサービス会員向けに「EXPRESS WORK」を、12月上旬より開始。BOX型の「EXPRESS WORK‐Booth」と、オフィス型の「EXPRESS WORK‐Lounge」を展開する。利用は有料。
BOX型の設置場所と設置数は、東京駅に2台、名古屋駅に2台およびJRセントラルタワーズ15階に4台、京都駅に2台、新大阪駅に2台。オフィス型は東京駅直結の丸の内中央ビル内。
August 26, 2021 at 04:10PM
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東海道新幹線のビジネス環境整備。「S Work車両」や通信容量2倍のWi-Fi - Impress Watch
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