中国では、全長30.5kmと短い区間ではあるものの、ドイツから導入されたリニア「トランスラピッド」が2002年に上海の西郊外・竜陽路と浦東国際空港を結ぶ足として導入された。同リニア路線は当初、上海市内や近隣都市まで延長されるプランもあったが、実現しないまま現在に至る。 そもそもこの路線は中国での鉄道高速化に当たり、従来の軌道交通で行うか、それともリニアを導入するかを推し量るための試験的な要素も強かったとされる。結局、中国ではその後従来の鉄道方式での高速化を進め、現在では世界最長となる3万km超の高速鉄道網を全土に建設。最近ではチベット自治区でも最高時速160kmで走る旅客電車が走り出し、全省・自治区・直轄市への乗り入れが実現している。
さて、今回発表された「高速リニア交通システム」だが、試作車両製作は青島市の中国中車(CRRC)四方公司で進められた。コア技術については、中国が「完全な自主知的財産権」を保有していると説明。国内の30を超える大学や研究所、企業が共同で研究・開発(R&D)を進めてきたとしている。 高速鉄道に投入された車両は当初、日本やドイツなど外国から積極的に導入された経緯があり、そうした外国製車両をベースに量産を進めたとの見方もあることから、今回のリニアシステムの公開に当たっては、特に「完全な自主知的財産権」と強調する必要があったと感じさせる。
August 08, 2021 at 04:37AM
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中国が開発「時速600kmリニア」の気になる進捗 車両は完成しているが、まだ高速試験線がない(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
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