また、固定資産税や軽油引取税、それに法人事業税などを減らす措置もとられています。
それでも、鉄道運輸収入の減少や老朽化した施設の更新で経営は厳しく、2011年度から追加の財政支援を受けています。
今年度・2020年度までの10年間で、合わせて512億円余りの支援を受けたほか、国土交通省が所管する独立行政法人、「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が発行する特別債券による利息として年間で35億円を得ています。
JR四国は、経営の改善に向けて四国以外からの観光客を増やすため、「アンパンマン列車」をはじめ、観光列車の運行を増やしていて、観光列車に関連した昨年度、2019年度の収入はおよそ6億円だったということです。
また、鉄道以外の事業による収益を上げるため、四国4県の県庁所在地や観光地にある駅の近くにホテルの建設を進めてきました。
外国人旅行者の需要もあって貴重な収益源となっていましたが、新型コロナウイルスの影響でホテル事業も厳しい状況にあります。
業務の合理化では、利用客が少ない駅の無人化を進めています。
「無人駅」は194駅とこの10年間で1割以上増え、すべての駅の4分の3を占めています。
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December 23, 2020 at 07:00AM
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JR四国 車両の整備工場建て替え費用など国に支援要望 - NHK NEWS WEB
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