Courtesy of Tourism Nova Scotia
現代的なアメニティーを利用しつつ、鉄道車両で過去の世界に戻れるとしたらどうだろう? カナダのトレイン・ステーション・インはまさにその希望を叶えてくれる。
自然に囲まれた、リノベーションされた20世紀の車両に泊まれるブティックホテルをのぞいてみよう。
それぞれの車両にバスルーム、エアコン、ケーブルTV
1989年、タタマガッチ駅はトレイン・ステーション・インとして生まれ変わった。
Train Station Inn
ノバスコシア州の海沿いの村タタマガッチにあるこのホテルには、9つの"客室"がある(車両は1911年から1978年のもの)。
車両にもよるが、1つの車両に最大で4人まで宿泊でき、料金は1泊129.50ドル(約1万4000円)~189.50ドル。車両によっては、1泊25ドルでペットも一緒に泊まれる。
「Caboose #8」の寝室。
Train Station Inn
それぞれの車両にはエアコン、バスルーム、ケーブルTVがついていて、鉄道の記念品も飾られている。
「Caboose #8」の客室内。キチネットも付いている。
Train Station Inn
キチネット(簡易キッチン)やプライベートデッキが付いている車両もある。コーヒーを飲むのにぴったりだ。
1928年製の1等車では食事もできる
Train Station Inn
この食堂車では昼食と夕食を提供している。また、修復したプラットフォームを利用してアウトドアのライブ音楽イベントを開くこともある。Jitney Caféでは朝食や飲み物、お菓子を手に入れることもできる。
どちらも5月半ばから10月半ばまで営業しているが、今シーズンはテイクアウトのみとなっている。
トレイン・ステーション・インにはギフトショップもあり、記念品や土産物を売っている。オンラインでも購入可能だ。
1887年から1986年まで、ここは鉄道の駅として実際に使用されていた
Train Station Inn
ホテルになる前、1887年から1986年まで、このトレイン・ステーション・インは交通機関として使用されていた。
取り壊しから守るために現在のオーナー、ジェームス・ル・フレンヌ(James Le Fresne)さんがタタマガッチ駅を買ったのは1974年のことだ。この頃までに旅客、貨物サービスは中止されていた。
駅を買った時、ル・フレンヌさんは18歳で、すぐにホテルのアイデアが生まれた。
2年間におよぶ修復を経て、トレイン・ステーション・インは1989年に正式オープンした。
カナダの最も有名なトレイルにも近い
Train Station Inn
トレイン・ステーション・インは自然が大好きな人にぴったりだ。タタマガッチ駅を通る線路はトランス・カナダ・トレイル(「グレート・トレイル」としても知られる)の一部を形成するレクリエーショントレイルとなっている。
全長1万5000マイル(約2万4000キロメートル)以上のトランス・カナダ・トレイルは、大西洋から太平洋、北極海へと続くカナダの歩行者自転車専用道路、車道、水路網だ。
世界最長のレクリエーショントレイル網と言われている。
(翻訳、編集:山口佳美)
December 30, 2020 at 01:00PM
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18歳の少年が駅を購入したのが始まり! 自然に囲まれたビンテージの鉄道車両ホテルをのぞいてみた - Business Insider Japan
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