F1 2022年規定車両を初公開
F1世界選手権を運営するFormula One Group(以下、両者あわせてF1)は7月15日(現地時間)、FIA(Federation Internationale de l'Automobile、国際自動車連盟)と共同で開発してきたF1の2022年レギュレーションに基づいたプロトタイプカーを公開した。
F1 モータースポーツ・マネージング・ダイレクター ロス・ブラウン氏は、「パンデミックの影響で導入が1年遅れたが、ようやく2022年規定の車両の公開にこぎ着けた。この2022年規定の車両では、車両と車両がより近づいてレースをすることができ、ドライバーにとっても、ファンにとってもエキサイティングなレースが期待できる」と述べ、新しい空力規定やコストキャップ(経費に上限を設け、チーム間の格差をなくすルール)導入により、これまでよりも接近したレースが期待でき、オーバーテイクも増えるだろうと強調した。
Take a closer glance at the differences between our 2021 and new-for-2022 car 👀#F1#F12022pic.twitter.com/CqqUoF8ikv
— Formula 1 (@F1)July 15, 2021
FIAのトッド会長、F1のドメニカリCEOは、より接近戦になりオーバーテイクが可能になると強調
会見の冒頭では、F1のスポーツ面を統括するFIAのジャン・トッド会長、そしてF1 CEOのステファノ・ドメリカリ氏というF1のツートップがあいさつした。
FIAのトッド会長は、「この2022年のレギュレーションの大幅な変更により、F1の新しいチャプター(章)が始まる。F1の魅力はドライバーとマシンが限界の中で競い合うところにあるが、新レギュレーションではドライバーがトラック上でより近くで競い合うことができるように設計されている。すでに導入されているコストキャップと合わせて、すべてのチームとドライバーが優勝を狙う機会が増えると考えており、みなさんと一緒に来年を楽しみにしている」と述べ、FIAとしてよりも多くのチームが優勝を目指すことが可能になり、サーキットでの追い抜きなどが増えることに期待感を表明した。
F1 CEOのドメニカリ氏は、「この2022年規定のマシンで、われわれのヒーローであるドライバーたちがよりマシンを接近させてレースを行なう条件が整う。コース上での緊張感は高まるだろうし、多くのオーバーテイクが可能になると思う。私も、ファンのみなさんとその瞬間を共有できることを今から楽しみにしている」と述べ、トッド会長と同様に2022年が今よりも接近戦になることを強調した。
July 16, 2021 at 01:04AM
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