十月三日から七尾線に導入される521系の新車両の展示会がJR七尾駅であり、県内外から集まった鉄道ファンら約五百人が、快適性やデザイン、安全性能を向上させ、北陸初の車載型IC改札機などが設置された新型車両の魅力を味わった。
JR西日本金沢支社によると、新車両は車両の異常挙動を検知でき、人が扉に挟まれた場合も検知できる装置が備わる。二〇二一年春にサービス開始予定でICOCA(イコカ)も使えるようになる車載型IC改札機が扉の近くに設置され、多機能トイレなどもある。車体のデザインも輪島塗の漆を連想させる茜(あかね)色をラインカラーとして採用した。
車両展示会は昼間の約一時間開かれ、新型コロナウイルス感染防止のため車両内で見学する人数を制限しながら実施。ホームには順番を待つ人の列ができた。運転士が操作する席に座ることもでき、体験した参加者は撮影をしながら運転操作の雰囲気を楽しんだ。
観光列車「花嫁のれん」で初めて七尾線を利用したという東京都品川区の会社員中村優太さん(25)は「車内の雰囲気が良く、通勤時も観光時も快適に過ごせそうな車両。向きを変えることで四人でも一体感を楽しめる座席も魅力」と話した。(室木泰彦)
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September 29, 2020 at 08:28AM
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新型車両 魅力先取り 七尾線 展示会にファン集結 - 中日新聞
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