車種別・最新情報 [2021.07.07 UP]
新型スポーツカー「エミーラ」発表 ロータス最後のミッドシップエンジン車両
ロータス エミーラ
この記事の目次
ロータスは英国時間の7月6日、新型プレミアムスポーツカー「エミーラ」をライブストリーミングにて発表した。
エミーラはロータス最後のミッドシップエンジン車両としており、今年4月のオンライン・カンファレンスでその車種名が明らかにされた。また、同モデルはブランド初となるAMG供給のターボチャージャー付2L 4気筒「i4」を搭載する。
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欧州では、来年春より3.5L V6エンジンを搭載した「ファーストエディション」を限定生産でデリバリー開始予定。
日本での販売価格は未定で、日本向け車両の生産は来春以降を予定している。
EVハイパーカー「エヴァイヤ」にインスピレーションを受けた大胆なデザイン
エミーラは、2028年に80周年を迎えるロータスの変革を導く戦略計画である「Vision80」の下で開発された、新しいロータススポーツカーにして世界中の主要なマーケットでの販売を想定したグローバルモデルに位置付け。
ロータスカーズのマネージングディレクターである、マット・ウィンドルは「エミーラはロータスのゲームチェンジャーです。 これは、ビジネスの変革、つまり私たちの進歩の具現化において、これまでに達成したすべてのビーコンとしての役割を果たします。 これは、グローバルなパフォーマンスカーブランドになるための非常に重要なマイルストーンです」とその存在の重要性を説く。
シャーシはロータスが新たに開発した軽量の接着アルミニウムシャーシを搭載し、同ブランドのEVハイパーカー・エヴァイヤにインスピレーションを受けた大胆で象徴的なデザインを採用、ボディサイズは全長4,412×全幅1,895×全高1,225mm、ホイールベース2,575mmとなっている。
ロータス初のAMG製2Lエンジン/エキシージ&エヴォーラの走りを継承する3.5L V6エンジン搭載の2種を用意
今回のトピックの一つとなっているのが、テクニカルパートナーとして参加したAMGの存在で、エミーラにはAMGが供給するターボチャージャー付2L 4気筒「i4」を搭載。
また、エキシージやエヴォーラにも搭載されているトヨタ製3.5Lスーパーチャージャー付V6搭載車も用意され、トランスミッションはマニュアルまたはオートマチックより選択できる。
出力は360〜400hp/365〜405ps(予定値)、4.5秒未満で0-62mph(0-100km/h)の加速、最大290km/hの最高速度を実現。
最大トルクは430Nm(43.8kgm)で、CO2排出量は180g/km以下、目標車両重量を最軽量で1,405kgとしている。
ヴィークル アトリビューツのディレクターであるギャヴァン・カーショウは、「2.0リッターは、パドルシフトと運転モードを備えたAMGの評価の高いDCTと組み合わされた世界で最も強力な直列4気筒ユニットです。 最先端のテクノロジーのおかげで高性能かつ、非常に効率的であり、低排出量と線形性能を提供します。 それに加えて、経験豊富なヘセルのエンジニアによって社内で調整され、その独特のロータス体験をお届けします。エミーラは最近のロータスロードカーよりもトレッドを広く取り、安定性を高め、並外れた路面保持と非常に低い重心の感覚を提供します。 これは、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラのDNAに基づいて構築された真のロータススポーツカーです」と語っている。
エキゾチックなスーパーカーの魅力を見せつけるエクステリアデザイン
エミーラは前述のとおり、エヴァイヤにインスピレーションを受けたデザインが個性を主張。
流線的なサーフェイスと鮮明で特徴的なラインはその影響を鮮明に表しており、人目を惹くエッジをシャープに仕上げたボンネット、後部に向かって次第に引き締まっていくシュリンクラップされたキャビン、力強いリア回りに切り込まれたアーティスティックシェイプが施されたドアとベントはその一端。
とりわけボンネットに組み込まれたベントは、車の空気の流れを誘導し、エアロダイナミクスを最適化するためにエヴァイヤの構造を踏襲したものとなった。
縦型のオールLEDヘッドランプが標準装備され、ロータスハイパーカーに特徴的なウイングにインスパイアされたツインブレードデザインを採用、ボンネットには新たなロータスロゴを配する。
また、ドアに切り込まれたアーティスティックシェイプセクションはドアを通してリアホイール前の吸気口に向かって空気の流れを導き、エンジンへの空気の供給および冷却の役割を果たす。
ホイールは直径20インチ、標準でグッドイヤー・イーグルF1スーパースポーツタイヤが装着され、オプションでミシュラン・パイロットスポーツカップ2を選択可能としている。
リア部では、ロータスのワードマークが組み込まれたバンパーがボディカラーのパネルの上にあり、その両側にホイールアーチからの空気を排出する排出口を配置。
各コーナーには、スリムなハイレベルブレーキライトでリンクされたフラットなC字型のLEDライトクラスターを配する。
ナンバープレートの両側にツインエキゾーストパイプを収納し、ダウンフォースを補助するためにその下にエアディフューザーを備える。
人間工学に基づく、手操作と視線移動が最小にできるモダンなコクピット環境
インテリアは純粋な人間工学に基づいたデザインで、最も直感的に使用できるように計器類を配置、手操作と視線移動が最小にできるモダンなコクピット環境を備えた。
ダッシュボードはドアトリムと一体化し包み込むように作られ、ドライバーがクルマと一体感を感じるような感覚を生む。
シートは標準で4方向電動調整を備え、運転席・助手席の両方に12方向電動調整を備えたプレミアムスポーツシートにアップグレードするオプションを用意、両者ともエミーラ専用装備となっている。
また、メタリックスポークとコントロール操作系を備えたフラットボトムタイプのスポーツステアリングホイールが採用され、包み込むようなインテリアライトとマップライトが特徴的なインテリアを形成。
その他、キーレスゴー、クルーズコントロール、雨感知ワイパー、電動格納式ドアミラー、リアパーキングセンサー(オプションでフロントセンサー付き)、自動防眩バックミラー、カーテンエアバッグ、ローンチコントロール(ロータスドライバーズパックの一部)、および盗難車両トラッカーといった機能を装備。
さらに先進運転支援システム(ADAS)には、アダプティブクルーズコントロール、衝突防止システム、疲労感知アラーム、道路標識情報、車速リミッター、車線逸脱警告、後退時安全確認警告機能、レーンチェンジアシストが含まれる。
日常使いできるスポーツカーとしてのエミーラ
ロータスは最初の議論段階から、エミーラのコンセプトを「日常使いできる」スポーツカーと想定しており、長距離クルージングにおける総合的な快適性をサポートする、使いやすさと実用性を備えた内装を設計。
車のインフォテインメントシステムへのアクセスには、ダッシュボード中央に取り付けられた10.25インチタッチスクリーンと、ステアリングホイール後方に設置されている12.3インチTFTドライバーディスプレイを介して行われ、すべてのコンテンツはロータス専用で、Android AutoとApple CarPlayを利用可能としている。
また、英国ブランドKEFの10チャンネルプレミアムサウンドシステムがロータス専用として用意され、独自のUni-Qテクノロジーを採用したことによってツイーターとミッドレンジそれぞれ別ユニットの設置を不要にし、音響的に理想化された単一ユニットに両方を組み合わせた独自の構成を実現、より一貫性のある超リアルなサウンド体験を提供する。
収納についてはキャビンに電話収納スロットを間に備えた2つのカップホルダーがセンター部に、また500mlボトルを収納できるドア収納を用意するほか、グローブボックス、ギアスティックの前の小物トレイ、USBポートと12Vソケットを備えたシート間のアームレスト、およびボトルやドキュメント用のコンソールネットを完備。
151Lのトランクは標準サイズのキャリーケースやゴルフバックを収納できる。
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July 07, 2021 at 02:03AM
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