RSK山陽放送
昨年設立50周年を迎えた倉敷市の水島臨海鉄道で、昭和から平成にかけて60年近く活躍した旧国鉄の車両を甦らせようという取り組みが進んでいます。 整備費用の寄付を募ったところ1週間で目標額に到達。 担当者も思わぬ反響に驚いています。 「だんだん傷んできまして、ついにはエンジンが動かなくなってしまった、それをまた復活してハンドルを握って動かせるとなったらワクワクする」。 機関車に引かれる1台の車両。 水島臨海鉄道の車両基地に留め置かれているキハ205です。 この車両に今、全国の鉄道ファンから熱い視線が注がれています。 水島臨海鉄道運輸部・大森史絵さん「留置していくうちにどんどん状態が悪くなっていて、直すのでしたら今のチャンスしかないということで、クラウドファンディングで皆さまのお力をお借りするという形になりました」。 1960年に製造されたキハ205は、国鉄やJR四国などを経て1988年、水島臨海鉄道が購入しました。 倉敷・水島間の営業運転のほか、同じ型の車両がJRに貸し出されるなど鉄道ファンの間で人気を集めていましたが、4年前に現役を引退していました。 水島臨海鉄道・武田正信安全推進室長「大変古い車両になりますので、この車両が復活して元気に動いている姿を皆さんに見ていただくことによって、ファンの皆さまにも元気になっていただく、そして利用者の皆さまにもちょっとでも元気になっていただくのが夢」。 整備と塗装費用を募るクラウドファンディングを8月16日に始めたところ、僅か1週間で目標の1300万円に到達。 その後も支援は続いています。 運輸部・大森史絵さん「非常に驚いております、若い頃だとか学生時代にご乗車いただいていた思い入れのある車両ということに、皆さまが今回クラウドファンディングで応援して下さったのかなと」。 コロナの影響で昨年度の利用客数が前の年から減少する中、クラウドファンディングの他にも、レールの下に敷く砂利のカプセルトイでの販売や、ツイッターを始めるなど若手社員のアイデアを取り入れています。 運転士・寺本和貴さん「現場で働く身としても、これからも頑張ろうかなという気持ちです」。 運輸部・大森史絵さん「鉄道の日やイベント等で皆さまにご乗車いただくことももちろんだが、実際に運転していただくことも考えているので、見て、乗って、音をとって楽しいでいただけたら」。 鉄道ファンの思いを乗せて再び走り出そうとしているキハ205。 地域活性化にもつながる寄付は、鉄道の日の10月14日まで受け付けているということです。
September 01, 2021 at 05:45PM
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旧国鉄車両「キハ205」復活へ クラウドファンディングは1週間で目標額1300万に到達【岡山・倉敷市】(RSK山陽放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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