コロナ第3波が押し寄せるなか年明けした、ニューノーマル2021年。リモートワークや自宅自粛で鉄道の利用機会も減るなか、ことしも新しい車両が登場する。
東京メトロ 半蔵門線 18000系
東京メトロ 半蔵門線 18000系は、10両編成19本 190両が順次登場。1981年に登場し、半蔵門線とその直通先である東急線・東武線を走っている営団地下鉄8000系を同数、順次置き換えていく。
営団8000系は、東急車輛製造・日本車輌製造・川崎重工業・近畿車輛でつくられた。こんどの18000系は、その第1陣が日立製作所でつくられてメトロへと送り込まれているから、おそらく日立A-train(エートレイン)ベースか。
東京メトロ 有楽町線 副都心線 17000系
東京メトロ 有楽町線 副都心線 17000系は、8両編成15本 120両を近畿車輛で、10両編成6本 60両を日立製作所でつくり、1974年から登場した営団地下鉄7000系を同数、順次置き換えていく。
営団7000系も、営団8000系と同じく東急車輛製造・日本車輌製造・川崎重工業・近畿車輛でつくられた。今回は、10両編成が日立製作所でつくられる。こちらも日立 A-train オールアルミニウム合金ダブルスキン構体がベース。
JR東日本 房総エリア E131系
JR東日本 房総エリア E131系は、2両編成12本 24両が、総合車両製作所 新津事業所(新潟県)から出てくる。
E131系は、房総のローカルエリアを担う209系4両編成(2M2T)や6両編成(4M2T)が走る区間、内房線 木更津~安房鴨川、外房線 上総一ノ宮~安房鴨川、鹿島線 佐原~鹿島神宮の3路線に入る。
209系と同様、ボックス席をキープしながら、E131系には乗降確認カメラを搭載。新たなE131系は、前出の3路線でワンマン運転という新しい運行形態を組む。
JR東日本 水素燃料電池ハイブリッド車両 FV-E991系
トヨタ・JR東日本・日立の3社が共同で開発する水素燃料電池ハイブリッド車両 FV-E991系「HYBARI」は、2021年度内に落成予定。2022年3月に南武線や鶴見線で試験走行開始をめざす。
この水素燃料電池ハイブリッド車両 FV-E991系「HYBARI」、JR東日本は鉄道車両の設計・製造の技術、日立はJR東日本と共同で開発した鉄道用ハイブリッド駆動システムの技術、そしてトヨタは燃料電池自動車 MIRAI(ミライ)や燃料電池バス SORA(そら)の開発で培った燃料電池の技術を、それぞれ結集させ、2年後の FV-E991系 試験走行をめざして開発をすすめる。
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2021年に登場する新型車両、東京圏の4形式 - 鉄道チャンネル
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