福岡市地下鉄空港線・箱崎線などを走行する車両「２０００系」１編成（６両）の改修が終わり、６日、報道陣に公開された。大型液晶ディスプレーの案内板を導入し、障害者や子ども連れ向けの設備を充実。車両名称を「２０００Ｎ系」に変え、７日から運行を始める。
大型液晶ディスプレー案内板は、路線図や停車駅の情報などを日本語、英語、中国語、韓国語で紹介。ドアの開閉を知らせるスピーカーやランプを新設し、視覚や聴覚に障害のある人が乗り降りしやすくした。車いすやベビーカーの優先スペースについても、色分けして認識しやすくした。
市は１９９２年導入の「２０００系」全６編成について、車体の長寿命化のために順次改修しており、２０２３年度の完了を予定している。総事業費は約２７億円。市交通局の坂口嘉宏車両課長は「だれもが安心して乗れる車両づくりを進めている」と話した。
January 07, 2021 at 03:00AM
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地下鉄車両１編成を改修 きょうから運行 - 読売新聞
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