東京都調布市を走行していた京王線特急の乗客刺傷事件で、京王電鉄は一日、特急は国領駅の停止位置の約二メートル手前で停車しており、車両とホームの隙間からの転落を防止するために乗務員らが車両ドアやホームドアを開けない判断をしたと明らかにした。
手前で止まったのは、運転士が緊急停車させる際に、車両ドアを開ける非常用ドアコックが使用され、停止位置を調整するための加速ができなくなったことが原因としている。
事件では特急のドアがすぐ開かず、ホームドアの位置とも合っていなかったため、乗客は窓からホームドアを乗り越えて脱出した。
京王電鉄などによると、国領駅の一駅前にある布田駅を通過後、乗客によって非常通報装置のボタンが押され、運転士は国領駅に車両を停車させようとした。その途中で乗客が非常用のドアコックを使用したため、加速できなくなった。非常通報装置には運転士や車掌と通話する機能があったが、ボタンを押した人の応答はなかった。
国土交通省は一日、全国の鉄道事業者に警戒強化を要請する通知を出した。現時点で京王側に対応の不備はなかったとみているが、情報収集と分析を続ける方針。
電車内で緊急事態 対策は
■次の駅まで走る...
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November 02, 2021 at 03:00AM
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