
「助手席回転シート」体を捻らず乗降が可能
まずは自分で歩くことはできるが、足腰が弱くなった高齢者向けとして、クルマのシートへの乗り降りをサポートする「回転シート」という装備がある。これは、主に助手席が外側に回転することで、体をひねらずに乗降できるというものだ。 健常者の若い世代にとっては、例えばコンパクトカーや軽自動車などであれば、車高をさほど高く感じずラクに乗り降りができる。だが、足腰が弱い高齢者にとっては、体をひねって乗り込むこと自体がやりにくい人も多い。そのためシートを回転させるのだが、これには手動でレバーを引いてシートを回転させるタイプや、電動で回転させるタイプなどがある。 手動回転タイプの中でも、例えばトヨタならヤリスやシエンタ、プリウス、プリウスPHVにメーカーオプションで設定している助手席ターンチルトシートなどは、シートが回転するだけでなく、背もたれと座面が下方向に傾くことで、より乗り降りがしやすい工夫がなされている。また、これら車種では助手席だけでなく、運転席も回転する仕様があり、自分で運転する高齢者に対応した装備となっている。 ちなみに、こういったタイプは、他メーカーでも日産が新型ノート、ホンダがフィットやN-WGN、ダイハツがタントなどに採用。また、高齢者だけでなく、例えば着物を着た女性が乗り降りする際も、足を揃えたまま乗降ができるため便利だ。 電動回転タイプの場合は、スイッチを押すと助手席がモーターで回転するだけでなく、車外へ大きくスライドして降りてくるタイプも多い。主にミニバンやSUVなど、車高が高いモデルに採用されている。また、助手席だけでなく、ミニバンでは2列目シートの助手席側が電動で出入りするタイプもある。 具体的な車種でを挙げると、例えば、トヨタのノアやヴォクシー、日産のセレナ、ホンダのステップワゴンといったミドルサイズのミニバン。また、コンパクトサイズのミニバンでも、トヨタのルーミーやホンダのフリードなどが採用する。さらにSUVでは、日産のエクストレイル、マツダのCX-5など、軽自動車ではダイハツのタントやスズキのワゴンR、日産のルークスといった車種にも設定がある。採用される車種が幅広いため、ユーザーのニーズに応じたモデル選びができるのも特徴だ。
May 10, 2021 at 04:41AM
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